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佐久間 勉 39歳
会社員
空手歴15年
H19年2月 初段取得
※上記は全て平成19年現在です。
私が空手を初めて知ったのは、4歳の時にTVで放送していた「空手バカ一代」というマンガからでした。主人公の飛鳥青年が空手の旅修行を行うもので、一部技の説明を実写で行っていました。幼少時代、それを見て私も、一度空手を習ってみたいと思っていましたが、そのころはどうしたらいいかわかりませんでした。そうしているうちに中学生になり、部活の仲間で空手をやっている者がいたので、その日のうちに習いに行ったのが始まりでした。
極真に初めて入門したのは高校に入学して2ヵ月目でした。高校2年の終わりまで通いましたが、受験も近かったため極真を辞め、近くにある道場に卒業まで通い続けていました。
大学時代は、新宿の中央公園にある総合格闘技の道場で稽古し、職場ではジャパンスポーツのプロとトレーニングしていましたが、22歳のとき、腰痛のため全て辞めてしまいました。
もうやらないと思っていた空手でしたが、昔、子供の頃に空手を教えて下さった門馬師範から「また極真空手をやらないか」と声を掛けて頂き、数年ぶりの再スタートとなりました。
自分の中での黒帯のイメージとは、強いことはもちろんのこと、何事にも動じない不屈の精神力が備わっていなければならないと思っていたからですが、今回、昇段審査を受けさせて頂きました。
一次審査では、基本、移動、型の審査を行ったのち3ヵ月後、本審査を行い10人組手を行いました。10人組手には、わざわざ岩手から小野寺師範、以下黒帯3名の方が駆けつけて頂きありがとうございました。また、門馬師範始め、10人組手の相手をしてくれた先輩、道場生の皆さん、ありがとうございました。
これからは、極真の黒帯としての自覚を持ち、将来のビジョンをしっかり持って稽古に励み、社会に奉仕し貢献して行こうと思います。
押忍